2013/08/20

Haiku α1R4.1 触った その2

●ファイルタイプ の続き。アイコンの変更とFileTypesによる全体設定。

BeOSのアイコンはラスタデータでしたがHaikuはベクタデータです。と。
Haiku Vector Icon Format (HVIF)というフォーマットでできてて
それを作成/編集するためのアプリとして Icon-O-Matic というのが入ってますと。
ランチャの場所:DeskBar → Applications → Icon-O-Matic
実体の場所: /boot/system/apps/Icon-O-Matic
設定ファイル: ~/config/settings/Icon-O-Matic

ちなみにファイル一個一個に全部アイコンを指定しないといけないわけじゃなく、
MIMEタイプごとにデフォのアイコン、デフォの優先アプリ、拡張子との紐付け等を
予め指定しておける。それが「・Filetypes プレファレンスによる全体設定」。
DeskBar → Preferences → FileTypes で設定できる。

/boot/home/config/settings/beos_mime/ にあると言われる
設定ファイルを見てみたけどソレ用のフォーマットらしく、よくわからない。。
MIMEタイプごとのファイルが用意されているが、x-vnd.Be-meta-mime という
アプリで開く用のファイルみたい。

"FileTypes"というのはこのファイルを作成/編集するものと仮に理解しておいて、
次へゆく。

で、今回は別にアイコン作りのアプリ操作方法を覚えたいわけではないので、とりあえず
そういうアプリも用意されてるらしい、ということで。ちなみにこんな注意がユーザガイドに。

アイコンはメタデータの格納をサポートしているファイルシステムでしか保存できません。ですから、ファイルを
BFS のパーティションから移動させるときにアイコンなどの属性を保持させておくには、zip などでアーカイブしてください。

アイコンファイルそのものの事を言ってるんじゃなさそう。
「アイコンなどの属性を保持させておくには…」とのことなので。

で、とあるファイルの右クリ→アドオン→FileType と見た時の”アイコン”の指定。
カラ枠をWクリックすると先述の Icon-O-Matic が起動する。
「さぁ作りやがれ!」って感じか。
わざわざ新規作成しなくても、希望のアイコンを持っている既存ファイルがあったら、
ファイルを枠内にドラッグ&ドロップすると、同じアイコンが使える。

さっそく"Welcome" のFileTypeを開き、アイコンの枠に "BeBook" のファイルをD&D。
なぜなら、どうせWebPositiveで開くんだからそう判るようにしてみるテストで。
これで問題なく、アイコンが変更された。



●ファイルタイプ の続き。実行可能ファイルのファイルタイプ。

実行可能ファイルを右クリ→アドオン→FileType とやると、データファイルとは
ちょっと違う設定窓が出てくる。

まずはSignature。MIMEタイプの文字列形式に似せた、そのアプリ独自の署名を
定義しているっぽい。ユーザーガイドには
プログラムがどこにインストールされていても、システムはプログラムを見つけます。
と、あるが、ちょっと理屈がよくわからない。とにかくそういうことらしい。

その下には "Application Flags"の設定があって、実行時の動作を定義する模様。
一度に一個しか実行できませんよ、とか、実行したらバックグランドで動きますよ、とか。

それから"Supported Types"の設定があって、どういうタイプのファイルをこのアプリで
扱えるか、ということを定義してるぽい。

一番下は、バージョンおよび著作権情報。
アプリケーションの署名と同じく、それらはアプリケーションの著者によって記入されています。
それらは変更してはいけません。
とのこと。OK.わかった。

ファイルタイプに関わるもっとマニアックな話は、ユーザーガイドの「ワークショップ:ファイルタイプ、属性、インデックス、およびクエリ
というページに色々書いてあるので引き続き軽く読み進めてみる予定。でもとりあえずここまで
知っていれば、まずはよさそう。

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